アメリカのAmazonのせどりで成功したい人の為の基礎知識と5つのビジネスモデル
アメリカの専業主婦で月に数万円は稼ぎたい、って方は多いと思います。いざ仕事探しとなると、ウェイトレスとか日系会社の事務。時間と労働の割には稼ぎが少なくて不満。なんて方も多いんじゃないでしょうか。
私は会社勤めをしていますが、アメリカのAmazonで時折せどりをしています。本格的に始めたのが2018年。その冬の年には、けっこうな額を稼ぐ事ができました。今は妊娠、出産、などでペースを落としていますが、去年の10月から12月にかけては意欲的にせどりをしました。冬は商品がおもしろいように売れる時期だからです。
なぜ副業としてせどりはおすすめなのか
せどりはネットビジネスの中では、かなりお勧め度が高いです。理由は以下の2点:
- 比較的、短期間でお金が手に入る
- 自分のペースで出来る
短期間で稼げる
比較的というのは、他の副業、例えばブログやYoutubeなどと比較してです。ブログでお金を稼ぐのは、かなりの努力と時間を要します。毎日ブログを更新して、頑張って頑張ってようやく一年後ぐらいに、3-5万稼げるかどうかと聞きます。
これがせどりだと売って一か月後にはお金があなたの口座に振り込まれます。
自分のペースで働ける
また、せどりは自分のペースで出来ます。例えば先ほど挙げたブログ。毎日更新しなければ、次第に読者の足も遠のいてきます。毎日最低数時間は拘束されます。それがAmazonのせどりは、自分のやりたいときに、気が向いたときにでも全然大丈夫です。お客さんはAmazonというお店を訪問しているのであり、決してあなたではないからです。私のように毎日忙しい人にはうってつけの副業です。
FBAで売るべき理由
アマゾンで売る方法は2つあります。
- FBA
- FBM
FBAとは、あなたが売りたい商品をAmazon倉庫に事前に配送し、売れたらその倉庫から購入者に商品が配送されること。
FBMとは、あなたが購入者の元へ直接商品を配送することを言います。
ではなぜFBAで売るべきなのか。
カスタマーサービス
FBA経由で商品を売ると、商品の不具合、郵送の問題、返品などすべてAmazonが面倒を見てくれます。このAmazonがカスタマーサービスを代行してくれることは、私達セーラーにとっては大きな役割を示します。なぜならアメリカは返品が多いからです。
アメリカの返品率は高い
アメリカでは、返品するお客さんがとても多いです。私の経験上、高値の商品ほど返品率が高い傾向にあります。返品の際には、Pre-Paid Shippingのラベルを用意したり、リクエストメッセージに返信したりと沢山することがあります。特に難しいことではないのですが、時間もかかるし面倒です。
日本とカナダのAmazonでも転売をしていますが、今まで返品は一度もありません。アメリカではかなりの高確率で高めの商品は返品リクエストがきます。
Prime商品は、そうじゃない商品よりも倍に売れる
Amazonに来る半分以上のお客さんはFBA商品を購入します。なぜならプライムメンバーなら送料が無料、しかも通常1日から2日で商品が届くからです。
Amazonのお客さんの大半はこの“送料が無料でしかも商品が数日で届く”ことから、他よりも少々高めの値段を払ってでもAmazonを利用し、かつPrime商品を購入します。
値段よりも便利さが勝る例です。
配送料
FBMですと、自分でお客さんに配送するのですが、配送料はばかになりません。中ぐらいから大きめの商品を売るとなると、配送料が高く、しかも配送の問題もでてきたりします。
お客さんから、商品が届かなかった、届いた箱がぐちゃぐちゃだった、中の商品が配送中に壊れていた、という苦情は去年の間に最低5件は届きました。
これがFBAですと、アマゾンで処理してくれますし、配送関連でネガティブレビューをお客さんからもらっても、私のアカウントにはカウントされず、削除してくれます。
Amazonで売るには5つのスタイルがある
大まかにAmazonで売るスタイルは5つに分かれます。それぞれにあった売り方があると思いますが、通常はArbitrageから初めて、最終的にはWholesaleそしてPrivate Labelに徐々にアップグレードしていく人が多いようです。下記にそれぞれのビジネスモデルの簡単な説明と、良いところ悪いところを挙げ、この記事を終わりにしたいと思います。
Retail Arbitrage
店舗に出向いて転売する商品を購入するスタイル。通常は商品をセール価格で購入して通常価格で売るのが主流。
良いところ
- 少額で始められる
- 特別なスキルや知識がなくてもすぐに始められる
悪いところ
- 場所に拘束されるー店舗に長時間いることも (店員の目なども気になる)
- 商品を見つけるまで一番時間がかかるスタイル
- 店舗までのガソリン代
- 誰でも気軽にはじめられる分、競争相手が多い(年々難しくなってきている)
Online Arbitrage
ストアのウェブサイトにアクセスし、オンラインで商品を購入するスタイル。場所に拘束されず、ガソリン代も節約できる。
良いところ
- どんなに遠方の店舗でもオンラインならアクセスできる
- オンラインなので広範囲でリサーチできる
- 店舗が閉まっていても関係なく購入できる
- 自宅で座ってできるので疲れない
- 無料で段ボール箱が手に入る(郵送されてきた商品を入れたボックスを再利用)
- キャッシュバックプログラムを多いに使える
悪いところ
- RETAIL ARBITRAGEよりも知識とスキルが必要になってくる
- どんな商品もリサーチできるので、的が絞りにくく、結局何も見つからないなんてことも
- 人気のあるスタイルなので、競争相手が多い
Wholesale (卸売り業者)
Wholesalerから直接商品を購入するスタイル。多くは決まった期日に決まった数量を業者から買うことによって割り引いた値段で購入することができる。転業から安定した収入を得たいのなら、このスタイルがおすすめ。リスクが高めなので、商品選びには細心の注意が必要。
良いところ
- いったん、卸売り業者と良好なビジネス関係が築けたら、後はその商品を再注文するだけ
- 競争相手が少ない
- 安定した収入が見込める
悪いところ
- 一度に多くの数量の品物を注文しないといけない
- 商品選びを間違ったら、多くの資金を失うことになる
- 多くの在庫を抱えることになるので、ある程度のスペースが必要
Private Label
これはもう転売ではなく、自分の商品をAmazonで売るスタイルです。自分のオリジナル商品なので、すべて自分のコントロール下になります。大多数の人は中国から品物を購入し、それに自分の会社ロゴを商品につけることによって、自分だけのオリジナル商品として売っています。
良いところ
- 競争相手が少ない
- 自分だけの資産
- 将来性がある
- ヒット商品を見つけることができたら、大金持ちになれる
悪いところ
- 選び商品にもよるが、比較的まとまった資金が必要
- 売る段階に到達するまでに時間がかかる
- 在庫のスペース
- 自分で商品の宣伝をしなくてはいけない
- 売れるかどうかの保証は一斉ない
Drop Shipping
ドロップシッピングとはお客さんから注文が入ったら、店舗もしくはWholesalerなどからその商品を購入し(多くはオンライン)、そこから直接購入者に品物が届くシステムです。実際の商品をあなたが手に取ることはありません。いわばあなたはバイヤーと店舗の仲介者。このスタイルは一時人気がありましたが、最近は下火になってきています。商品が自分のコントロール下に全くないので、いろいろと問題が出るようです。
良いところ
- 在庫をもたないのでスペースが必要ない
- 実際に売れてから、商品を購入するのでお金を失うことがない
- 商品をラッピングしたりラベルを作成する手間を一斉しなくてよい
悪いところ
- お客さんに届く商品を手にすることがないので、商品の質や見た目をこの目で確認することができない
- 在庫が常にあるという保証がない
理想的なビジネスモデルの流れ
簡単なRETAIL ARBITRAGEから初めて、Amazonに慣れてきたらOnlineへ移行、そしてWholesalerの流れが理想的だと思います。Private Labelは自分のブランドを作りたい人はぜひ挑戦してみてください。まずは全部トライしてみて自分にあったスタイルを追求してみると良いと思います。
Retail Arbitrage->>Online Arbitrage ->> Wholesale OR Private Label
Drop Shippingは好き嫌いがあるので、避けた方が無難
他にもAmazonでのせどりについて書いた記事がありますので、興味がある方は以下をクリック。
最後までお付き合いありがとうございました。
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