アメリカの人前式で復唱する”誓いの言葉”を英文で公開。アメリカでの結婚手続きの大まかな流れ。これからアメリカで結婚手続きを始める人へ。
簡単な結婚手続きの流れ
まずは結婚直近の方々、おめでとうございます!
アメリカでの結婚の手続きは州によって多少異なりますが、大きく分けて以下の2点は、どの州でも共通だと思われます。
1.結婚許可証の取得(Marriage Licenseに申し込む*)
2.結婚許可証受け取り後、有効期限内**に挙式をする(Wedding Ceremony)
*許可証の申請時にお金を支払います。金額は州によって異なります。
*通常、許可証には有効期限があって、期間は州によって違います。ちなみにカリフォルニアは90日間。つまりカリフォルニアではMarriage Licenceの発行から90日間以内に挙式をしなければなりません。その期限以内に式を挙げなかった場合は許可証を再取得しなければなりません。
最近では、結婚許可証の申し込みはオンラインでも可能のようです。名前を変更する方は(苗字など)この結婚許可証申し込みの際、その旨も同時に申請することになります。
誓いの言葉
ゲストを沢山呼んでのホテルでの盛大な結婚式をあげる人、役所でシンプルに結婚式をする人、いろいろだと思いますが、どの結婚式でも、アメリカでは誓いの言葉が付いて回ります。今回は、私が実際に使った英語での“誓いの言葉”を紹介します。
あなたはどちら派?
この誓いの言葉ですが、アメリカでは以下の2つに分かれます。
- オリジナルの誓いの言葉を用意する派
- (役所などで)用意された誓いの言葉を使う派
自分たちで用意したオリジナルの誓いの言葉で挙式をあげるカップルはこちらでは沢山いますが、今回私が紹介する誓いの言葉は実際に私が使用したもので、役所で用意されたものです。
私たちの場合は、
- 自分たちのオリジナル宣誓文を用意していなかった
- 役所のチャペルで簡単に式を挙げた
これに該当する方は、役所で牧師さんの誓いの言葉を復唱するになります。
なぜ私が使用した誓いの言葉を全部覚えているのかというと、役所で挙式を挙げた場合、"誓いの言葉”の印刷が記念として貰えるのです。
なぜ公開?
私達の場合、結婚式自体に興味がないというのもありますが、結婚当初はお金がほとんどなく盛大な結婚式は、はじめから予定していませんでした。また卒業、引っ越し、一時帰国など、ものすごく忙しい時期で、結婚許可証の申し込み、受け取り、役所での簡単な挙式、すべてを同じ日に済ませた記憶があります。
その一連の流れの中、一番強く印象に残っているのが、牧師さんの後に復唱しなければならない誓いの言葉。上手く復唱できずにその晩は凹んだ覚えがあります(泣)。
そんな私のような目に合ってしまう方を増やさないためにも、今回はこれからアメリカで結婚する方々の参考になればとの思いで、私がその時に使った宣誓文を紹介することにしました。ちなみにカリフォルニアのものです。
役所で用意されている誓いの言葉は場所によって多少異なると思いますが、大まかな部分はどこでも一緒だと思います。これから役所で挙式を予定している人は、相手には内緒でこっそり練習して、本番で相手を驚かしてみてはどうでしょうか。
どんな結婚式であれ、これからアメリカで挙式予定の方たちの参考になれば幸いです☺
*以下、新郎、新婦さんのセリフ・復唱部分は太字にしました。
牧師さんの始めの言葉
新郎・新婦に向かって
We are gathered here in the presence of witnesses for the purpose of uniting in marriage __新郎の名前__ and __新婦の名前__.
I remind you both to remember that love, loyalty and understanding are the foundations of a happy and enduring home. No other human ties are more tender and no other vows more important than those you now assume. If you both keep these vows, your home will be happy and full of joy.
(Will you please join hands). ここで新郎・新婦、お互いの両手をもちます。
The contract of marriage is most solemn and is not to be entered into lightly, but thoughtfully and seriously, and with a deep realization of its obligations and responsibilities.
新郎に向かって
__新郎の名前__, do you take this woman __新婦の名前__, to be your lawful wedded wife?
Do you promise to love and comfort her, to honor her and keep her in sickness and in health, in prosperity and adversity, and forsaking all others, be faithful to her?
新郎のセリフ:" I do"
新婦に向かって
__新婦の名前__, do you take this man __新郎の名前__ , to be your lawful wedded husband?
Do you promise to love and comfort him, to honor him and keep him in sickness and in health, in prosperity and adversity, and forsaking all others, be faithful to him?
新婦のセリフ:"I do"
さぁ、復唱パートきました!
下の文を牧師さんが始めに言って、それを新郎・新婦が復唱
新郎の復唱パート:
“I, __新郎の名前__, take thee __新婦の名前__ to be my lawful wedded wife, to have and to hold from this day forward, for better or for worse, for richer or for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish. ”
新婦の復唱パート:
“I, __新婦の名前__, take thee __新郎の名前__ to be my lawful wedded husband, to have and to hold from this day forward, for better or for worse, for richer or for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish. ”
最後は指輪の交換パートで締めくくり
Place and hold the ring on the ring finger of the bride’s left hand and repeat after me.
This ring I thee give, in token and pledge of my constant faith and enduring loev. With this ring I thee wed.
Now that you have joined yourselves in solemn matrimony, may you strive all of your lives to meet this commitment with the same love and devotion that you now possess.
今回のまとめ
今回は英語での誓いの言葉を紹介させて頂きました。役所で簡単な挙式を挙げる場合には、牧師さんの後に簡単な誓いの言葉を復唱しなければなりません。もちろん自分たちで誓いの言葉を用意することも出来ますので、相手の方とよく話し合って決めることをお勧めします。
最後に、書いてみると復唱パートめちゃくちゃ短いんですね。すごく長く感じたのは、英語だからってだけじゃなく、人目もあって緊張していたからだと思います。はじめの"Thee”の部分で、"えっーーーーー!”って感じでした。今思えば初々しいかったなーと、とても良い思い出です。
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