米コロナ不況対策の2度目の現金給付の最新情報-07/28/2020、Second Stimulus Check Finally Confirmed

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2度目の現金給付について書いた前回の記事からすでに2ヶ月半。ついに2度目のStimulus Check/現金給付金がほぼ決定ということなので、最新情報をお知らせします。

まだ100%確定ではありません!また、扶養家族への金額など、民主党と共和党とで一致しない部分もあり、まだもう少し時間がかかりそうです。

今現時点で、08/08/2020までには最終決断、8月中旬ごろから配布が始まると見込まれています。

前回の記事を書いたのが5月ごろでした。そのときは6月の終わりまでには最終決定するだろう予想していましたが、かなり時間が経っています。ここまで延びるとはさすがに予想していなかったです。

たくさんの人が仕事を失い来月どころか今月の家賃さえも払えないような人も居て、2度目の給付金の確定はなるべく早くにすべきという声が上がる中、一部の政治家は一週間ほどのバケーションを楽しんだり、、、、、とまぁ優雅に過ごしていたようで。。収入が格段にへったけれどUnemployment benefitに該当しない人や、他のファイナンシャルプログラムに申請しても受理されなかった人など、困っている人たちはたくさんいるだろうと思います。

特に小さいお子さんがいる家族がつらい目にあっているのを想像すると非常に心が痛みます。そういった方達にすぐにでも十分なお金が提供されることを心から望んでいます。

同時に、矛盾しているとは十分に承知の上、現金給付金だけではなく、PPL, EIDL, Unemployment Benefitなどで大量のお金を印刷している現状に、コロナ後の私たち納税者への負担を考えると頭を抱えてしまいます。このままではインフレを引き起こしお金はただの紙くずになり、シルバーやゴールドなどの現物の復活の可能性が大です。実際にシルバーの値段が現在うなぎのぼりです。

前置きが長くなりましたが、なるべく簡潔に今まで分かっている範囲で最新情報を載させていただきます。

米コロナ不況対策の2度目の現金給与ーSecond Stimulus Check Finally Confirmed

共和党と民主党、両党が一致している案がこちら。

共和党(Republican) & 民主党(Democrat)、一致している部分(ほぼ確定)

  • 該当する年収(AGI*):夫婦ジョイント:$150,000以下、Head of Household:$112,500以下、上記以外:$75,000以下
  • 1人につき$1,200。夫婦は$2,400
  • 一回目のStimulusと同様、一度だけの支払い、継続の予定はなし。
  • ADULT-DEPENDENTS:Included 

*AGI=Adjusted Gross Income(= “Gross Income" MINUS “certain tax deductible expenses")

特に今回注目すべきはADULT-DEPENDENTS(大人の扶養家族)が対象に含まれていることです。前回は17歳までの扶養家族が対象でしたが、今回は年齢関係なしに扶養であれば給付が受け取れます。

その扶養家族への支払い金額ですが、共和党と民主党で提示額が異なります。

共和党(Republican) & 民主党(Democrat)、一致しない部分

  • 共和党:DEPENDENTS(扶養家族):$500 (no cap)
  • 民主党:DEPENDENTS(扶養家族): $1,200 (up to 3)

共和党は一人の扶養家族につき、$500。ただし人数制限はありません。たとえば10人の扶養家族が居れば全部で$5,000。一方、民主党は一人の扶養家族につき、$1,200。ただし3人までしかカウントされません。

前回(CARE’s Act)の給付金との比較

  • 該当する年収(AGI*):夫婦ジョイント:$150,000以下、Head of Household:$112,500以下、上記以外:$75,000以下
  • 1人につき$1,200。夫婦は$2,400。
  • Dependent(17歳以下)一人につき$500
  • ADULT-DEPENDENTS:除外 

その他:失業手当給付金 

  • 共和党:$200 (10/05/2020まで), 以前の給料のおよそ70%(10/06/2020-12/31/2020まで)
  • 民主党:$600 (1月2021年頃まで)

現在まだ未確定。ちなみに現在は週に$600、これは7月終わりに終了します。

最後に

上記にも書きましたが、金銭的に困っている人々にお金が十分にわたってほしいと強く願います。実際は国と州、両方からいろいろなプログラムは提供されているのですが、金銭に困っている人の多くはインターネットへのアクセスがむずかしかったり、生きることに必死でそこまで頭が回らなかったりしがちで、実際もらえるはずのお金を見逃しがちな気がします。

次回は最終決断がなされたときに更新します。

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Posted by Kurashi Yoriyoku