アメリカで専業主婦でもクレジットカードは作れるークレジットヒストリー構築必須のアメリカ社会
アメリカはクレジットカード社会です。10人中8人はクレジットカードを日常的に使用していると言われています。ではなぜここまでアメリカではクレジットカードが浸透しているのでしょうか。まずはそこを見ていきましょう。
専業主婦でもアメリカでクレジットカードをもつべき理由
クレジットヒストリーを構築
アメリカではクレジットヒストリーはいろいろな場面で必須です。
このクレジットヒストリーとは、“信用履歴”のこと。
クレジットヒストリーを元に、新たなクレジットカードの審査や、住宅ローンの金利、車ローンの金利が左右されます。良いヒストリーほど 審査にも通りやすいし、金利も低くなります。
クレジットスコア
この信用履歴を数字であらわしたものを、クレジットスコアと呼びます。クレジットスコアは300から850まであり、このスコアが高ければ高いほど信用度も高いということになります。
クレジットカードを利用することによって、このクレジットヒストリーを構築することができます。良いクレジットヒストリーを得るためには、借りたお金は必ず決まった日までに支払うことが重要なポイントとなります。
安全性
オンラインショッピングが主流の今、クレジットカードの使用率はどんどんと高まっています。そこで心配になるのがクレジットカード番号の不正利用です。が、心配する必要はほとんどなく、不正に使用された場合は、ほぼ確実にクレジットカード会社が損失を補償してくれます。ただし、不正利用から決められた期日までに不正利用をリポートしなくてはいけません。
クレジットカードはデビッドカードや現金よりも安全
もし期日以内に不正利用に気付かなかったら
もし期日以内に不正利用に気付かず連絡できなかったら、と心配になる方もいるでしょう。これもあまり心配する必要はありません。クレジットカード会社は24時間365日カードの不正利用を監視しており、もし怪しい取引を探知した場合は、直ちにカード保持者に連絡がいくようになっています。またこちらから連絡がない場合は、一時的にクレジットカード利用を停止するところもあります。
リワードポイント
クレジットカードは賢く使うと良いことばかりですが、その中でも、リワードポイントを使うことによって旅行を楽しんだりすることが可能です。
ただし、ポイントを貯めたいがために、不必要な物を購入してしまっては、元も子もないので、そういったことはくれぐれもないように心に留めておくことが必要です。
サインアップボーナスを利用する
リワードポイントで注目したいのは、sign-up bonus point。新規オープンで決められた期日以内に指定された金額をクレジットカードで払うと、まとまったポイントがもらえます。
これを利用してたまったポイントで、我が家は来年ハワイ旅行を計画しております。
私がクレジットカードのことではお世話になっているサイトがこちら:The Points Guy
いざというときのために
アメリカは離婚社会です。どこもかしこも離婚だらけ。明日は我が身かもしれません。そんな時に、クレジットカードがないでは、路頭に迷うことにもなりかねません。
クレジットがないために、仕事の面接に落ちるかもしれません。
いざというときのために、専業主婦でもクレジットカードは自分とお子さんを守るという意味で、必ず持っているべきです。
クレジットカードで注意すること
クレジットカードは良いことばかりですが、注意も必要です。
クレジットカードは高金利
当然ですがクレジットカードはあなたのお金ではありません。“借りている”お金です。私の主人のように(失礼)自分のお金という錯覚にいたり、余計な物を買ったりしてしまう人もいます。そして期日以内に払えない場合は、利息が発生し、実際に使ったお金よりも多く返済しなければならなくなります。
クレジットカードの金利は平均15%から25%の間。期日以内に払えず利息が発生すると$80の靴がすぐに数百ドルになる。クレジットカードと賢く付き合うことはとても大事。自信がないのなら、現金払いかデビットカードを使用して。
クレジットスコアに響く
クレジットカードで買い物をした時は楽しいけれど、あとには支払いという義務が残ります。支払い期日までに支払いをしないと、クレジットスコアに影響がでます。
先ほども上げたように、アメリカはクレジット社会。クレジットスコアは至る場面で重要な役割を果たします。
クレジットスコアを高く保つことはアメリカ社会では必須です。
アメリカ専業主婦でもクレジットカードは作れるのか?
賢く使えばいいことばかりのクレジットカードですが、気になるのは仕事のない専業主婦でもクレジットカードは作れるのかという点を調べてみました。
2013年に改編された法律により、21歳以上の仕事のない専業主婦の方でも、新規クレジットカード申請書に、配属者の収入を記入することで、申請することが可能になりました。
アメリカでは夫婦3組に1組が専業主婦だという結果が出ています。この改編により、多くの専業主婦の方が自分名義でクレジットカードを持つことが可能になりました。
クレジットカード申請時に審査で考慮される“収入”には自分の収入以外に以下の物があります。
- 配偶者の収入
- ギフト
- 奨学金
- 年金
- ソーシャルセキュリティー
- 信託基金
ではもしあなたやあなたのお子さんが21歳未満でクレジットカードを申請したい場合はどうなのか見てみましょう
21歳以下でも自分名義でクレジットカードは作れるのか?
21歳以下の人が申請時に収入として記入できるのは、主に以下の2つ
- アルバイトなどをしているのならば、その収入
- 奨学金
収入によりクレジットカード会社が返済可能と判断すれば審査に通ることになります。もちろん収入が少なければ少ないほど限度額は少額になります。
学生ローンなどはもちろん収入とは判断されません。
あなた次第で、クレジットカードはあなたの味方になってくれる。高いクレジットスコアがあれば、低い金利で家や車が買える。ポイントで旅行だって出来る。大きく節約したいなら、賢くクレジットカードと付き合うことが大事。
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