米国でのお金の管理を一から学べる本・マネー初心者用ーI WILL TEACH YOU TO BE RICH (アメリカ在住者対象)
今回は私がこのブログを始めるきっかけになった本について書こうと思います。
I will teach you to be rich・本の紹介
本のタイトルは:I will teach you to be rich
直訳すると、"お金持ちになる方法を教えます”
アメリカと日本ではお金の管理の仕方が違います。アメリカ在住の日本人には、分からないことも不明なことも多々あると思いますが、これを読むことによって、ある程度のお金の知識を増やすことができます。
この本に出会うまでの私とお金の関係
このブログの当初のアイデアは、お世辞にも頭が良いとは言えない私が、試行錯誤しながらも得たお金の知識や節約方法を読者の方たちとシャアしたいという思いではじめました。
それもこれも、この本に出会ったおかげで、お金について真剣に考え始めるようになったからです。
私の性格は、一言でいうと、ズボラ。
20代30代前半まで外見にばかり神経のおよそ90%を使っていたため、今さらながら遅れを取り戻すようにさまざまな分野について学んでいるところです。
この本はそんな私のように、ほとんどお金について考えたことがないような人には実用的な本になると思います。
とにかくお金に無頓着だった私。どこまで無頓着だったかというと、
- 銀行のOverdraftは基本的にスル―
- クレジットカードの支払期日を何度もすぎる
- 使用していないクレジットカードをそのまま持ち続ける(年会費とられて無駄)
- いくつのクレジットカードを保有しているか把握していない
- クレジットカードのポイントを使用したことがない
- 貯金なし
- 給料は入ったら入っただけ使う
- 会社の401Kの存在も知らなかった
といった状態でした。
なぜおすすめなのか
この本の良いところは、
- お金に無頓着の人に一から分かりやすく解説
- 実践編での課題をこなすことによって、本を読み終えたころには、基本的な自分の身の回りのお金管理が整っている
いまさら聞けないってこと誰かしらもあると思いますが、この本はまさにお金の知識0の人に丁寧に教えてくれる本です。著者や著者の友人などのちょっと笑える体験談などもまじえて、内容もまじめすぎないところがいいです。難しすぎたら途中で断念していたと思います。
実践編
ただ読むだけではなく、6週間という期間の中で、週間毎に一つの課題を完了させるのがこの本の良いところ。ちゃんと事細かく説明も書かれているので、途中でつまづくこともなく、難なくこなすことができました。
- 1週目:クレジットカードについて学び、課題をこなす
- 2週目:銀行について学び、課題をこなす
- 3週目:リタイアメントアカウントについて学び、課題をこなす
- 4週目:月々幾らそして何にお金を費やしていて、どこから払われているかを把握し、課題をこなす
- 5週目:クレジットカード、セービングアカウント、チェッキングアカウントをバランスよく使うことを学び、課題をこなす
- 6週目:投資について学び、課題をこなす
課題をこなすたびに、
自分のゴールに一歩近づいたような達成感。
クリアするごとに自分に自信がつく。お金が増えるのが快感になっていく。
ちょっとつまづいても大丈夫。ちょっと休憩してまた挑戦。
この本を読んでからの変化
読んだ直後
- 会社の401kを見直し、FUNDを選ぶ
- 401K以外にも、投資開始
- クレジットカードを全額払い
- 使用していないクレジットカードをクローズ
- Bonus Pointのあるお得なクレジットカードを開設
- 利率の高い銀行でアカウント開設
- 貯金開始
などなどあたりまえのことですが、私にとっては今までしたことがないことを一気に完了しました。
現在のお金との関係
- Vanguard、Computershare, M1finance, Charles Scwabで株投資
- クレジットカードのポイントは旅行に活用
- 家計簿をつける
- 給料の20%は貯金にまわす
と人並にお金の管理ができるようになりました。
なぜか家の中がすっきり
またお金に敏感になると、不思議な事に家の中もすっきりしはじめました。
それは買う前に家に何があるか確認するようになるので、余計なものが家に増えず自然と家の中がきれいになったのだと思います。
買うものも真剣に自問自答しながらするので、良質な長持ちする物たちだけに囲まれるようになりました。
精神的余裕が出てきて、夫婦喧嘩が減る
お金に余裕がでて、さらに家の中まで整頓されると、ストレスが劇的に減りました。
インテリアにも気を使うようになり、家が居心地の良い場所になりました。
お金の事となると、結局夫婦喧嘩で終わっていた私たちも、現在は余裕があるので、落ち着いて話し合えるようになりました。
もしも何かあったときの緊急時にもお金があるということで、心配が減りました。
どこかで聞いた印象に残っているデータ結果ですが、
お金のストレスが顔の老け具合に一番影響が出る
のだそうです。
最後に
この本はもちろん英語ですが、難しい言葉など一切使ってないので、非常に読みやすいです。
アメリカでのお金の管理は日本とは沢山の面から異なっていますので、アメリカ在住の日本人の方にはぜひ読んでほしい本です。
まずはこの本でお金の知識をある程度増やしてから、ロバートキヨサキの金持ち父さん貧乏父さんの本を読むのをお勧めしたい!
最後までお付き合いありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません