アメリカの投資アプリ:M1ファイナンスがすごく便利-月に一回自動積立ーほったらかし投資ー長期投資者用
結論からいいますと、これから投資を考えている方にはM1ファイナンス(こちらから登録すると$10クレジットが貰えます)がお勧め。
M1ファイナンスについて
私はVanguard(バンガード)の他に、M1Financeというアメリカで有名な投資サービスアプリを使っています。Vanguardでは投資信託を中心に、M1 Financeでは配当狙いの個別株を主に保有しています。
良いところ
M1Financeの良いところは沢山ありますが、一番は、どんなに投資してもトレード料一切不要という点でしょうか。他にもあげてみました。
- アプリでの操作が簡単
- 自動設定で投資
- リバランスはボタン一つでOK
- 不安な方にはエキスパートが選んだポートフォリオから選べる
- FRIPが可能(以下に説明)
- FracitionalShare(以下に説明)
- 年会費無料、トレード料無料
何に投資できる?
M1Financeでは個別株とETFに投資することができます。投資信託(MUTUAL FUND) には現在の時点では投資できません。
ちなみに、ETFとは
ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、上場している投資信託です。ETFの特徴としては、非常にコストが安い、いつでも売買ができる、などがあげられます。MutualFundとETFの主な違いは、Mutual Fundは一日に一回のトレードに対し、ETFはいつでも売り買いができる点。
私のように、
- 個別株とETFはM1ファイナンスから
- Mutual Fund(投資信託)は他の大手投資会社(バンガードがお勧め)から
が一番効率よく、コストが抑えられる方法だと思います。
PIEについて
PIEについてはここで詳しく説明したので興味ある方は参考にしてください。ここでは画像だけ紹介します。
投資したい企業(もしくはETF)を選択すると下記のようにあなただけのポートフォリオ=”PIE”に加えられていきます。VISUAL的に自分が何に、そしてどのくらいの割合で投資しているのかが一目瞭然で便利です。
どの株を選んでいいのか分からない方には
何を選んでいいのかわからない、投資のリサーチをする時間がない、なんて方にはプロが選んだ”PIE"(エキスパートパイ)を選択することも可能。どれだけのリスクを負えるか、長期、中期、短期投資家か、自分の投資ゴールなどを基準にプロのPIEを選択することができるので便利。
DRIPではなくFRIP
DRIPとは配当再投資制度のことです。
配当を受け取らず自動で再投資することをDRIPと言います。
例えば配当で$5ドル得たとします。DRIPではその$5を現金で受け取る代わりに、自動で再投資されます。資産が更なる資産を産む仕組みです。
M1ファイナンスではDRIPではなくて、FRIPを適用しています。
M1ファイナンスのFRIPでは、配当金が$10に達したら、自動再投資されます。ですから$10に満たないまでは、配当金はアカウントで待機している状態です。
Fractional Share - ここがすごい
手数料無料の他に私がM1ファイナンスを気に入っている理由はFractional Shareで投資可能なところ。少し説明します。
Fractional Shareとは、一株に満たない端数で株を購入することができます。
バンガードには絶対の信頼をおいている私ですが、残念ながらETFをFracitionalShareで購入することはできません。
私は少額でも臨時収入が入ったときなど、すぐに投資に回したいタイプです。$5でも$10でも速攻で投資して資産を増やしていきたいと常に考えています。
残念ながらバンガードではそれが出来ません。
しかし!M1ファイナンスでは幾らでもETFや株に投資することが可能です。
これはすごい便利です。
私がM1ファイナンスをお勧めする理由のひとつはこのためです。
M1ファイナンスのマイナス点
マイナス点もリストしてみました。
- 投資信託(MUTUAL FUND)に投資ができない
- オプション、ボンド、リーアルエステート、ヘッジファンドなどにも投資できない
ぐらいですかね。私は投資信託はバンガードで投資していますので不便を感じたことはないです。マイナス点を真剣に考えたんですが、やっと思いついたのが上記の二つぐらいです。
M1ファイナンスに向いている人
M1Financeは主に下記のような方に向いています。
- 投資の手数料を極力最低限に控えたい人
- 自分で投資設計をするのが億劫ではない人
- 個別株とETFに投資したい人
- 長期投資者
- Fractional Shareで投資したい人
M1ファイナンスで保有している23の個別株と2019年の収益を公開しています。
最後に
M1ファイナンスはデスクトップとスマホアプリ両方からアクセスできます。私は複雑な設定をしたいときはデスクトップ、単にポートフォリオをチェックしたいときはアプリを利用していますが、アプリからでも売り買いなどの手続きは簡単にできます。
M1ファイナンスは長期投資者、ほったらかし投資をしたいという方にはお勧めです。
短期投資者や自分でどんどん開拓したいアクティブな投資家向けではありません。ETFや個別株以外に投資したい方はM1ファイナンスは向いていません。
私は投資以外のことにもっと時間を費やしたいので、自動設定で投資、再投資、リバランス、できてしまうM1ファイナンスには非常に満足しています。しかも無料です。
興味がある方はこちらから登録すると$10のクレジットが貰えます。
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