お金が貯まらない人の思考回路の特徴・収入は人並みなのにあなたがいまだに貧乏な４つの原因

9月 6, 2020知って得するお金の知識

子供が生まれる前の私はお金に無頓着でした。お金に関する本を読んだことがきっかけで資産運用に目覚めたのですが、それまでは働いても働いても、給料が入っては消えの繰り返しで、貯金というものがほとんどなかった状態でした。

しかし同じ収入なのに現在は貯金が何倍にも着実に増えています。収入＝貯金では決してないということを身に染みて体験しています。　

お金を貯めるのに大切なのは、お金の知恵をつけること。そしてお金に対する考え方を変えること。いくら節約をしても、お金に対する根本的な考え方を変えないと、せっかく節約して貯めれるようになっても、すぐに手元から消えてしまいます。

これを読んでいるということはあなたもきっとお金がなぜ貯まらないのかと首を傾げて悶々としているのかもしれません。私もかつてはそうだったので気持ちが良く分かります。けれど自分の経験を持って、お金に対する考え方をちょっと変えるだけで、金銭的にもっとゆとりのある生活を送ることは十分可能です。　

今回はそんなあなたに向けて、貧乏スパイラルにはまる人の思考ぐせについて書きました。

このページの目次

1. 頑張っているからこれを買うのは当たり前
2. 自己投資にお金を使うのはお金の無駄
3. 自分に貯金は必要ない
4. お金は悪
5. 今回のまとめ

頑張っているからこれを買うのは当たり前

働いたときほど自分のご褒美として何かしら買ってしまう人っていませんか。月に一度ぐらいならいいけれど、毎日のように、今日は頑張ったからこれは私へのご褒美といって無駄遣いし続けていたら、貯金もままならず、一体なんの為に働いているのか分かりません。

実は私がこれでした。働いていることのストレスから毎日何かしら理由をつけてあれもこれもと買ってしまい後で後悔。気づいたらストレスの大きさと比例して外食の費用も上がっている。頑張ったからこれいいよね、と一時かなりの割合で外食するようになってしまったんですが、その時給料の半分は外食費に消えていったように思います。

自分へのご褒美は大事ですが、褒美の許容範囲を設定することも大事です。ご褒美が車なのか、キャンディーの一つなのかでだいぶ違ってきます。褒美にお金を使っても十分に貯蓄に回せるお金がある範囲内の支出で自分への褒美は賄えるようにしましょう。

自己投資にお金を使うのはお金の無駄

お金がなかなか貯まらない人の多くが陥っているのが、自己投資にお金を使わないこと。貯金も大事ですが、能力を伸ばすことのほうが時にはもっと大切です。お金に関する能力だけでなく、自分の仕事に関わること、語学、コンピューターなど、自分の興味ある分野の知識を伸ばすことで、可能性はどんどん広がっていきます。それによって昇進や、もっと給料の良いところへの転職、起業や副業での成功などにつながるのです。

私はこれだということにはお金を惜しまないようにしています。すぐにお金に直結しなくても知識を得たということに違いはありません。それはかならずやあなたの役に立ってくれると私は信じています。

自己投資にかけるお金は一見無駄遣いのように見えますがそれは大きな間違いです。自己投資はお金持ちに近づける一番に効果的なお金の使い方なのです。

自分に貯金は必要ない

断固たる理由もなくただ漠然と自分の生活はずっとこのままで、まとまったお金が必要になるような事態はおきないと信じて疑わない人いませんか。何かあったとしても、その時はその時なんとかなると、心のどこかで思っている。家賃など払うものはちゃんと期日中に払っているので、それで満足してしまい、余ったお金は貯金することなくすべて使ってしまう。

しかし稼いだら稼いだ分だけ使っていては一生お金のために働く人生から抜け出せません。ある程度貯まってきたら、ただがむしゃらに貯金するだけではなく、たまったお金であくせく働くなくてもよい資産運用をすることも大事です。

私も若い時は、自分は運が良い、自分だけは大丈夫、と思っていました。運よくそれは間違えだと手遅れになる前に気付けたのですが、私の父はずっとその考え方で今まで生きてきて、突然に会社が潰れ、結局父が作った借金を私が支払いました。

最悪な状況や、予想もしていなかった支出が発生したときに貯金があることは本人だけでなく家族も救われます。そんな状況になったときにお金を借りるとさらに泥沼にはまることになり貧乏ループから抜け出すのは一層大変です。

お金は悪

日本にはお金を稼ぐことは悪いこと。お金持ちは腹黒い人。という風潮があります。このメンタルブロックを根こそぎ落とすことはとても大事です。お金が大好きというと、お金にがめつい人、行儀のなってない人と周りから白い見られるこの風潮に疑問を投げかけ、自分はお金と良好な関係の人生を歩んでいくと決意する、稼ぐことに罪悪感を感じないことが大切です。

今の世の中の社会システムではお金がないとほとんどのことはできません。お金はあなたの人生を豊かにするツールです。自分はお金を稼いでお金持ちになってもよいのだ、と心から感じてください。あなたがお金を稼いでそのお金を社会に貢献することで、社会がより豊かになるのです。お金を稼いだということは、それだけ人々や社会にあなたが貢献し、価値を与えたということです。お金を稼ぐということは決して悪いことではありません。喜ばしいことなんです。

そしてお金持ちを妬まないこと。彼らは腹黒く楽してお金持ちになったとあなたの目には映るかもしれませんが、そんな中でも、陰で努力をしたからこそ今の地位まで登ってきている金持ちも沢山います。妬むどころか、彼らを目標に掲げ、どうやって金持ちになったのか知ることのほうが自分の成長につながります。