金持ち父さん貧乏父さんから学べる事。アメリカ人の反応。悪名高いロバートキヨサキはやばい人なの?
お金との付き合い方を教えてくれる本、“金持ち父さん、貧乏父さん”、20年ほど前に出版されたそうですが、今でも人気ありますね。
私も読みました。3年ほど前なので、事細かには覚えていませんが、この本を通して著者の一番伝えたいメッセージは私の中で深く根付いています。この本を読んで資産を作り出すことの大切さを学びました。
著者がこの本を通して最も読者に伝えたいことは、この以下の二つだと私は思っています。
- 資産と負債の違いをしっかりと知ること
- お金を産むシステムを作り上げること
では一体どんなことなのか具体的に見ていきましょう。
資産と負債
“金持ちは資産を買う。貧乏人は負債を買う”
多くの人はお給料が入ると、まず一番にすることは、家賃など諸々の支払を済ませる。
残りを娯楽費や食費、そして頑張ってやりくりして、どうにか余ったお金を貯金に回す。
そういった方が多いと思います。
が、この流れだと、金持ち父さん曰く、ラットレースから一生抜け出せず、死ぬまで貧乏と隣合わせで生きていかなくてはいけない。
ではどうしたらラットレースから抜け出せるのか?
ラットレースから抜け出すには?
のちに自分が働かなくてもお金をもたらしてくれるものに投資をする。
このお金をもたらしてくれるものが金持ち父さんの言う本当の資産になります。 では金持ち父さんが指す資産とは具体的にどういったものが含まれているのか次で見てみましょう。
本当の資産
以下本からそのまま引用
- 自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス。会社を所有しているが、実際の運営は他人がやっている
- 株
- 債権
- 投資信託
- 収入を産む不動産
- 手形、借用証書
- 書籍などの著作権
理想的な資産との付き合い方
まずは自分に投資をする。手元にあるお金で本を買ったりセミナーに行って知識を増やす(税金対策や株や不動産のことなど)。そして知識がある程度増えたら、株や金、不動産など、後々資産をもたらしてくれるものにお金を使う。
資産は分かりましたが、では上にあげた
“金持ちは資産を買う。貧乏人は負債を買う”
での負債とは具体的にどんなものを指すのでしょうか。
本当の負債とは
負債とは、あなたに支払い義務しか与えないもの。車や時計など、時間がたつにつれて価値が下がるもの。
どんなに高い給料を貰っていても、お金をすべて“負債”につぎこんでいたならば、ラットレースから抜け出すことはできない。高い給料を貰うために働き続けなければいけない。
大事なのは、お金があなたの為に働くシステムを築き上げること。これを実現するにはどうすればよいのでしょうか?
お金のために働くのはやめて、お金があなたのために働くシステムを築き上げる
どうやったらこのシステムを築きあげるのか。それが上記に挙げた、本当の資産にあなたのお金を使うこと。
不動産を例えにあげると、家賃収入で自分があくせく働かなくても自動でお金がはいってくるシステムを作り上げることが可能。
自分が雇い主になる
著者曰く、金持ちになる最大の手段は、自分のビジネスを持ち、かつそれを会社にし、法律を味方にすること。
これがこの本で一著者が一番読者に伝えたいことだと思います。
雇い主になるには慎重に
また金持ち父さん曰く、会社を持つことはそう簡単ではないので、本業はキープしつつも、自分のビジネスに投資をしつづけ資産を増やしていく。とも説いています。
理想的な会社を持つまでの道のり
これを例にあげて分かりやすく説明すると、例えばあなたが転売を副業にしているとする。金持ち父さんの言う金持ち手段の通りにするとこうなります。
- まず副業として転売をはじめる
- この副業を会社として設立してしまう(LLCなど)
- 副業からの収入は次の資産へとつながるものにのみ使う
- ビジネスが安定してきたら、人を雇い始める (この時点で本業を辞めても良い)
- 結果的には自分がいなくても、運営できるようにする
法律を味方につける
会社をもつとなぜ金持ちに近づけるのか。それは会社を持つと、稼いだお金が税金で引かれる前に、経費に使えるからです。ですから金持ち父さんは法律を味方につけろと言います。法律を知れば知るほど、法律は金持ちに優位に働くように作られていることに気付くはずです。
かなり辛口の意見も多い。なぜ?アメリカ人の反応
私は読んで良かったと思っていますが、反対意見の人が多いのもこの本の特徴?というか、これを書くまでこんなにも嫌われているのを知らなかったのでかなり驚いています。なぜこの本はこんなに嫌われているのでしょうか?彼らの意見を聞いてみましょう。
また著者のロバートキヨサキにもいろいろと黒い噂があるようです。
著者のロバートキヨサキとは?何してるの?どんな人?
ロバートキヨサキとは?
1947年4月8日ハワイ生まれ。アメリカのビジネスマンで書き手でもある。現在は2つの会社を所有、企業や個人にファイナンスアドバイスを提供するほか、人々に動画や本を通してお金の知識をひろげている。現在の主な収入源はセミナーからである。
倒産した過去
調べてみると彼は過去に倒産した経験があるようです。2012年にRich Global LLC の会社を倒産しました。しかし倒産しても彼の個人資産は無事なようで、およそ$80MILLIONは彼の手元に残ったままだと言います。これは詳しくは分かりませんが、会社を設立しておけば倒産しても会社の資産だけ持っていかれ、個人の資産には影響しないからだと思います。
これで彼が説いている法律を知ることがいかに大事なのか分かりますね。
RICH DADは存在しない?
RICH DADは実際にいたという設定のようですが、本当は実在しないという噂が流れているようです。多くの人がRICH DADは存在していなかったというのですから何かしら確実な根拠があるのかもしれません。また実話にしては話しがうまくできすぎている、と疑う人も多いようです。
まとめ
かなりの辛口意見の多さに驚いてしまいましたが、正直なるほどとおもってしまう辛口意見もありました。けれど私はこの本を読んで後悔はしていませんし、お金に対する姿勢を学んだという気持ちは変わりません。
あなたはこの本を読んでどんな感想を持ちましたか?
最後に私が個人的に読んで印象に残っているのは、
金持ちになるには専門性は必要としない。スキルや能力はあなたのために働いてくる人に任せよ。
といったような内容だったと思いますが、
金持ちは考えることがちがうなーと感心させられました。ぜひ一読をお勧めします。
アメリカでのお金の扱い方を学ぶには、この本がおすすめ。
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